o0382051213679707015

本格的な山登りを始めたら、一度は富士山に登ってみたいと思う方も多いと思います。

登りましょう!一生に一度くらいは

そこで、犬も一緒に連れて行けるのか?

高山病は大丈夫なのか?

等々、いろいろ心配な事もあると思うので、私なりの見解を今日は書いてみたいと思います。

そもそも富士山は犬と一緒に登っても良いの?

まずは富士山に犬を連れて行っても良いのか?についてです。

国立公園はペット禁止といった話を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、法的に禁止されている訳ではありません。

(ちなみにアメリカでは国立公園へのペット連れは法律で禁止されているようです)

ですが私は富士山に登る時に入口で管理人?のような人に「犬連れですか?(ニッコリ)ここは国立公園ですから犬は連れて登れないんですよ?(真顔)」と言って止められてしまいました。

後で調べてみるとどうやら環境省が観光旅行業者や登山業者と癒着結託して犬の入山を規制しているようです。

その時は「今まで一生懸命トレーニングしてきて、せっかくここまで来たのに今更帰れるか!」と思い(喧嘩はしてませんよ^^;)

「そうですか、分かりました」と言って帰るそぶりをし、こっそり違うルートから登ったのです。

そのルートは森の中を通り抜けるのですが、誰も歩いてないし出発は夜の10時だったので辺りは一面真っ暗闇。

o0800107113679854407

一人ではちょっと心細くなると思います^^;

途中の山小屋の店主に「ペット連れはダメ」と言われて、そこから下山を余儀なくされた方もいると聞いたので、運が悪ければ登頂できない可能性もゼロではないようです。

ですがどこかは忘れましたが、昔は富士山の山小屋で犬が飼われていたそうです。

もう亡くなって今はいないらしいですが。

 

ペット禁止が叫ばれるようになったのは犬が番犬から家族の一員となって、あちらこちらに一緒に出かけるようになり、それを見た一部の犬嫌いの人間による圧力によるものと思います。

こうした圧力とは戦わなくてはいけませんが、その前に犬を飼うものとしてマナーはしっかり守らなくてはいけません。

私が登ったのは富士山が文化遺産に登録される前年の2012年です。

数年前から富士山が「世界遺産に登録されるかもしれない」という噂を聞いていたので、世界遺産に登録されたらさすがに犬と登るのは難しくなるだろうと考え、急ぎ目に愛犬との山登りトレーニングを始め、1年半後に富士山へアタックしました。

一度では登れないかもしれないと思っていたので、1回で登頂できたのはもの凄く嬉しかったですし、翌年には文化遺産に登録されたので本当にラッキーだと思いました。

では今はもう登らない方が良いのか?

そうですね、世界的にも有名になったしこれを機に登ってみようと考える方も増えたことで、より一層犬とは登りにくくなっているのではないかと思います。

ですが、富士山は山開きの時期にしか登れない訳ではないんですよ?

スポンサードリンク

犬連れ富士山に最適な時期はいつ?

山開きの時期は7月8月の2ヶ月間ですね。

その期間しか登れないと思っている人もいると思いますが、この2ヶ月間に限っては山小屋が開いてる、ということなんです。

山小屋があるので宿泊もできるし売店で飲食もできます。

トイレもあるので(お金が必要で高度が高くなるにつれ食べ物代もトイレ代も高くなる)

この時期に登れば快適に登れる、というだけの話です。

だったらわざわざ人が多くてクソ暑い時期に登ることはないんじゃないですか?

今私がむぎと登るのであれば9月に行きます。

富士山は標高が高いので夏といえども山頂は寒いんです。

それに春はまだ雪が残っていますし、秋も毎年9月半ば頃には雪が降り始めます。

なので9月前半がオススメです。

ただそのことをよく知ってる方もたくさんおられ、そこを狙って登られる方もいるので山開きほどではなくても意外と人が多い可能性はあります。

気をつけなければならないのは売店がないので大量の水を自分で持ち運ばなければならないということ。

トイレもありませんからね?

富士山からの景色はそれはもう絶景です!

o0314023513679854423

お鉢巡りも楽しみました。

o0800107113679854420

ですが下山までに20時間かかりました!!

こんなに時間がかかるとは思ってなかったです><

むぎはずっと元気でしたが、さすがに20時間も寝ずに歩きっぱなしはキツかったでしょう、車に戻ったらバタンキュー、いびきをかながら寝言まで言ってました。

悪夢にうなされてなければいいけど…^^;

スポンサードリンク

富士登山での犬の体調管理と注意すべきポイント

次に高山病についてですが、犬ももちろん高山病にかかる可能性はあります。

だから愛犬の体調の変化は見逃さないようしっかりチェックしてください。

o0169022613679854412

そして異変を感じたらすぐに下山を。

あと少しなのに…と思っても勇気ある撤退を!

ここで私が登ってみて思った注意すべきポイントをいくつかあげたいと思います。

1、高山に登る時は普段から低山で愛犬と一緒に登る練習をしておくこと。

2、万が一の場合に愛犬を担いで下山できないのであれば高山には登らないこと。

3、愛犬の糞は持ち帰る、おしっこには水をかけること。

4、リードは絶対に離さないこと。

5、7月、8月の山開きの時期には登らないこと。

6、山開きの時期を外しても週末に登るのは控えること。

7、御殿場ルートは避けること(砂礫で犬の足を確実に痛めます)

8、愛犬が高山病になったかもしれないと思ったらすぐに下山すること。

9、山登りの最中に愛犬について困ったことがあっても他人に助けを求めないこと。

例えば下山を手伝ってもらうとかです。

 

犬嫌いな人間に「ほら見たことか!」と言われます。

なんならニュースになって「犬の入山は全面禁止」とならないとも限りません。

どんなことがあっても自分で対処するという心構えで登って下さい。

そのためにも高山や山中を何泊もする場合は犬1頭に対して大人2人はいた方が望ましいと思いました。

犬も家族です、子供を連れてるのと一緒だと思います。

ただ世間の目はまだまだ冷たく厳しいです。

でも時代はどんどん変化していますよ!

めげずに一緒に戦いましょう^^

ワンコと富士山に登る方はくれぐれも事故責任でお願いします。