バックカントリーはここ2年ほど全くやっておらず、久しぶりにシールを引っ張り出してみると粘着部分がネチャネチャでもう使えそうにありません。

以前使っていたのはブラックダイヤモンドのシールです。

そもそもこのシール、粘着力が強力すぎて引っ剥がすのに毎回苦労を強いられていたのでちょうどいい機会と、今度は糊タイプではないものにすることにしました。

いろいろ見ているとGecko(ゲッコ)というブランドのものがすごく気になったので早速購入してみることに。

 

こちらはシールの接着面どうしがくっついてもすぐに剥がせるので直接折りたたむことができ、チートシートが必要ありません。

取説を見ながらなんとか綺麗にカットもでき、ウキウキ気分で高鷲スノーパークにやってきました。

 

突然身に降りかかった不幸と幸運

今回はスキーを始めたばかりというアウトドア仲間と2人でこのスキー場の山頂から大日ヶ岳を目指して登ります。

シール自体は貼りやすいし、まあまあな急斜面も登ってくれたので『いい買い物をしたな』とかなりご機嫌だったのですが・・・

山頂でボードモードにするためシールを剥がしていると、友人のシールを入れる袋が風に吹かれて私の目の前を転がってきたのでとっさに持っていた板で止めようとしたんです。

すると風に吹かれた袋はそのまま谷に落ちていってしまったのですが、この時剥がしかけたシールに思いっきり雪が付いてしまいました。

もちろんシールに雪を付けてしまうと今度板に貼る時ひっ付かないということは十分承知していたので、今まで気をつけていました。

ですがやってしまったものは仕方ありません。

どうにかなるだろう、ととりあえずザックにしまい谷を滑り降りました(袋は回収)

そしていよいよ登り返す時、シールを見ると短時間で解けるはずもなく雪がびっしり。

懸念していた通り、全く板にくっついてくれません。

仕方なくグローブをはめた手でこすったのですが、こすると粘着部が現れるものの、この時雪が降り出し、その雪が綺麗にシールにくっ付いていく・・・これダメじゃん><

こすっても雪がついてキリがないので諦めてツボ足で登ることにしました。

ちょうどそこから人が登った後があり、少し踏み固められていて、最初はいい感じで登れてたのですが、突然胸まで埋もれて全然進めずこれまた断念。

ダメ元でスキーモードにして登ってみましたが、やはりちょっとした斜面ですべりおちます(当たり前ですが)

せめてヒールがロックされていれば横向きで上がれるのですが、カカトがあがるので板もまともにあげられません。

見かねた友人が「荷物持とうか?」と言ってくれ、最初は「自業自得だから」と断ったものの、あまりにも進まないのでお願いしてみることに。

すると胸まで埋もれていたのが嘘のように歩けるようになりました。

家に帰って試しに荷物を測ってみると11キロ。

11キロでこんなに差が出るとは思いもしなかったのでびっくりです。

ぶっちゃけ私はチビなので11キロを足しても成人男性の平均体重よりはかなり軽いですから、「チビで良かった」と心底思いました。

まさかこんなことでレスキューなんて呼べませんからね。

もう一つ幸運だったのは大日ヶ岳が思いの外近かったということ。

あとは友人がザックを忘れてきていてショルダーポーチしか持っていなかったので、ザックを背負ってもらえたという点でしょうか。

シールを剥がしている最中は要注意です。

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ゲッコのシールを改造してみた

せめてシール部分が引っ付かなくても前後がきちんと装着されればなんとかなったかもしれないと思ったのですが(いや、何ともならないかもしれませんが)

このゲッコのシールは止める部分が弱いのですぐ取れてしまいました。

じゃあ買い換えるのか?と言われたら、安くない買い物。

そう簡単に買い換えるわけにもいきません。

付け外しは楽だったので、なんとかできないかと考えた結果、以前使っていたブラックダイヤモンドのシールの留め金に変えてみようと考えたわけです。

ブラックダイヤモンド側のノーズがネジ止めだったので簡単に付け替えられました。

板の形状からあえて斜めに取り付けてみましたが、いい感じです。

テールはそのままにしました。

というのもブラックダイヤモンドはテールがリベット止めだったんです。

でもブラックダイヤモンド側は留め具が1つに対し、ゲッコの方は留め具が2つあったので、こちらの方がしっかり留まるでしょう。

というか、ブラックダイヤモンドの時はやはりテールがよく外れていた気がします。

そして付ける位置もちょっと斜めにすることで、前回よりしっかり留まりました。

ちなみに表から見るとこんな感じでゲッコ(ヤモリ)のお手手がとっても可愛いです♪

切り取ったゲッコのノーズ側とブラックダイヤモンドのテール側の留め具は、何かに使えるかもしれないので取っておくことに。

ブラックダイヤモンドのシールは捨てました。

というか、ゲッコのシールを買った後すぐ捨てなくて良かった(汗)

それからいろいろ調べてみると雪がついた時に取り払う方法が動画に上がっていたので、次はそれを試してみようと思います。

シールの貼り方・剥がし方

シールに雪がついた時の落とし方

それでもやはりぶっつけ本番は危険なので、今度は一度雪を付けた状態でシールを付けてみるとどんな感じになるのかということと、雪の取り払いを実際にやってみて、これならいける!と確信を持ってから今度は山に入りたいと思います。

また試してみたらレビューします。

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夏場のシールの保存方法

通常の粘着タイプのシールは温度の変化に弱いらしく、夏場の保管に気を使わなくてはいけないようですが、このゲッコのシールは温度変化に強く、高温の環境下でも接着面が粘つくことがないらしいです。

ですが、高い買い物でしたし、長く使いたいので念には念をということで、シーズンが終わったら冷蔵庫にしまうことにしました(笑)

スペースがあってよかった♪

あと調べてみるとゲッコのシールはノーズとテール部分の粘着が弱くなりやすいようですね。

原因は乾燥にあるということなので、使わないときは購入時に貼り付けてあったセロファンのシートを貼っておいたほうがよさそうです。

汚れた場合は洗えば粘度も復活とのことですが、どうやら怪しいようなので、なるべく汚さないよう、気をつけたいところです。

とにかく使ってみるともう粘着タイプには戻れないくらいとっても快適なゲッコのシール。

あとは長持ちするよう、大切に使いたいと思います!