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ヤマビルの被害が全国に拡大していますね。

野生動物によく付き吸血するヤマビル。

野生のシカが山で増え過ぎたため餌を求めて人里に現れるようになったことが原因のようです。

そんなヤマビルは野生動物のみならず人間にも吸血します。

管理人がヤマビルの存在を知ったのは5年ほど前。

管理人の住む地域でヒルと言えば田んぼに生息するヒルしかいなかったのでヤマビルという名前すらこの時初めて聞きました。

初めて吸血されたのは他県の山にトレッキングに出かけた際、お腹に違和感を感じたのででシャツを捲ってみるとおへその辺りを吸血されていました。

ただでさえ虫が苦手なのに、お腹と言う場所もさることながらあまりの気持ち悪い様相に卒倒しそうになりました。

ここから管理人と体長1~3センチほどのヤマビルとの仁義なき戦いは始まりました。

あれこれ試してみて吸血されなくなったので、今日はその方法を伝授したいと思います。

ヤマビルの生態を知る

まずはヤマビルがどういう生き物かについて知識として知っておいてほしいと思います。

ヤマビルはミミズの一種で体長5mm~3cmの茶色から黒っぽい色をしています。

伸びると5cm程になり、しゃくとり虫のような動きで毎分1mの速度で進みます。

湿気の多い場所を好み、梅雨時期から秋口にかけて生息します。

動物の吐く呼気(二酸化炭素)や体温、振動を察知して登ってきます。

血を吸うと自分の体の何倍にも膨れ上がります。

そして吸血時にはヒルジンと呼ばれる血を凝固しない成分を注入するので噛まれると血が止まらなくなります。

このヒルジンが抗凝血薬として医療で応用されています。

痛くも痒くもないのですが、まれに痒くなったり跡形が残る場合もあります。

お腹いっぱいに血を吸うと地面にポトッと落ちるので、気がついた時には姿はなく血だけが流れてているということが多いです。

体をよじ登ってくる時も吸血中も何も感じないので初心者は気づきにくいですが、何度も吸われてると何となく分かってきます。

寿命は2~5年と言われていますが、血を吸わなくても数年は生き延びます。

血を吸うと約1カ月後に5~10個体の卵を産卵し1匹だけで増えていきます。

ヤマビルに天敵はいません。

ですから見つけたらさっ処分しなければどんどん増えていくのです。

ヤマビルに血を吸われて感染症などの病気になることはありません。

ですが、ただひたすら気持ち悪いこのヤマビルを撃退する方法はないのでしょうか?

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ヤマビルに吸血されない為の対策とは?

まずいろいろ試してみたのでどれがどのくらい効果があったかをお教えします。

①ストッキングを履く…先輩からストッキングを履けば吸われないよと聞いたので試してみました。

ですが、しっかりストッキングの上から吸血された跡がありこれは効きませんでした。

塩水を振り掛ける…確かに直接ヤマビルに塩水を振り掛けるのは効果的なのですが、体につかない様にと服に振り掛けても効果は少ないように感じました。

③市販のヒル除けスプレーをかける

ヤマビルファイター
とどこでも手に入るサラテクト
…こちらは共に成分にディートと言う忌避剤が使われています。

多くの虫よけスプレーの主成分として含まれているディートですが体に害があり、直接肌につけたり吸い込んだりしない方がいいスプレーとなります。

実際のヤマビルに対してですが、こちらも直接ヤマビルにかけると効果てきめんですが、服や靴にしっかり吹き付けていても登ってくるヒルはいます。

また天然成分のみで作られているお肌に優しいと言われるヒル下がりのジョニー
ですがこちらもヤマビルファイターなどと同様の結果でした。

衣服に気を付ける…何もしないよりはスプレーを振り掛けることで多少は噛まれる確率が減ってきました。

ですが、絶対に噛まれたくないと思った管理人は衣服を工夫してみました。

長袖長ズボンは基本ですが、その下にも長袖のアンダーウェアにトレッキング用のタイツを履きます。

ズボンの裾は絞れるタイプのものは絞って、絞れないタイプのものは髪の毛をくくるゴムなどで少しソックスに食い込むくらいに強く留めます。

見た目はかなりカッコ悪いですが、ソックスの中にズボンの裾を入れたりガムテープなどで靴とズボンの裾をぐるぐる巻きに巻いておくのも効果的です。

そして長袖のシャツはカッコ悪くてもズボンにINしましょう。

首元には手ぬぐいやタオルなどをかけておきます。

たまにヤマビルが頭から降ってきて吸われたという話を聞きますが、基本的にヤマビルは地面にいるものです。

ヤマビルは1分に1mの速度で登っていくので、まさか地面から首元まで登ってきたとは思わないのでしょう。

降ってくるところを見たわけではないと言いますし、少なくとも管理人はヤマビルが頭上から降ってくるところを見たことはありません。

首にタオルなどをかけるのは稀に毛虫などが首元に落ちてきて痛痒い思いをする羽目にならないようにとの配慮です。

とにかく肌を露出しないこと。

そして自分に合ったヒル除けスプレーを足元、手元、首元に振り掛けます。

歩いているときは定期的に足もとについていないかチェックします。

こうすることで、管理人はヤマビルに噛まれることはなくなりました。

もし噛まれているとしたら、どこか肌が露出しているか隙間が出来ているハズです。

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ヤマビルに付かれた後の対処法とは?

例え吸血されなかったとしても、服や靴にはくっついてしまいます。

こればかりはもうどうしようもありません。

そんな時はどうすれば良いのでしょうか?

気がついたときは素早くお好みのヒル除けスプレーを振り掛け落とします。

ライターであぶっても大丈夫ですが、山では火の扱いに十分注意してください。

熱湯をかけてもいいでしょう。

ヤマビルにヒル除けスプレーを振り掛けるとどうなるのかというと、ドバッと血を吐きそのままご臨終となります。

ですから大量に吸血していた場合はかなり気持ち悪い惨劇が待ち構えていますのでご注意ください。

最後に

ヤマビルを駆除する方法が今のところないので、こうしてなるべく付かないように工夫し、ついたら必ず始末をするというようにしていかなければヤマビルは減りません。

ヤマビルがつくのが嫌だからと言って山に入るのを諦めたくなかった管理人が試行錯誤の末、吸血されなくなった方法です。

残念ながらヤマビルが付かないという訳ではありません。

ズボンの裾からは何度も入られ、分厚いトレッキング用タイツから噛みつこうとしたツワモノもいました。

チクッとしたのですぐに取り除きましたが、スゴイ噛みつき様で、剥がすときもチクッとして痛かったです。

よほど血に飢えていたのでしょうか(笑)

ですが分厚いタイツのおかげで吸血までには至りませんでした。

またズボンの裾を締めなかったときは5~6匹のヤマビルが服の裏に張り付いていましたが、この時も吸血はされていません。

この方法でしょっちゅうヤマビルのいる山に入る管理人がここ2年は噛まれていない方法ですので、ヤマビルに噛まれたくない方は是非試してみてくださいね。

追記

最近ヤマビルが完全に寄り付かなくなったのでその方法を共有したいと思います。

ディートという忌避剤がしっかり含まれたミストタイプのスプレーヒル下りのジョニーを靴が濡れるほどにしっかり振り掛けるだけです。

この時注意したいのは沢を横切ったりして靴が濡れてしまった場合はすぐにスプレーを降るかけるのを忘れないでください。

私は今までパウダータイプのスプレーを使っていたのですが、これはヤマビルに効く有効成分が飛散するのか、スプレーをしっかり振りかけても登ってきていました。

ですがミストタイプのスプレーに変えて靴が濡れるほど振りかけたところ、まったく登ってこなかったんです。

友人もミストタイプのスプレーを振りかけていましたが、沢を横切った後にスプレーをかけ直さなかったため、ヤマビルが靴に這い上がってきて振り落としていました。

足元にしっかりスプレーを振りかけていても、地面にちょっと手をついただけでも這い上がってきます。

ディート入りスプレーを直接肌につけるのはあまりお勧めできないので、首や手につけたい場合はヒル下りのジョニーをつけるようにしましょう。

こちらの動画も参考になります。