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オクラやモロヘイヤ、長芋や里芋などヌルヌルした野菜に含まれるムチンは、たんぱく質と多糖類が結合してできています。

このムチンは血液をサラサラにする効果があり脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化といった生活習慣病を予防する役割を果たします。

またムチンは血糖の上昇を抑える働きがあるので、糖尿病の予防効果もあります。

オクラやモロヘイヤは夏野菜なので体を冷やし、長芋や里芋は冬野菜なので体を温めます。

季節や体調によって食材として使い分けると良いでしょう。

 

ヌルヌル・ネバネバの正体はムチン

 
ムチンには胃壁などの消化管内の粘膜を保護する働きや、肝臓や腎臓の機能を高める働きがあります。

また、ムチンを含む野菜にはペクチンという水溶性食物繊維も豊富です。

水溶性食物繊維は、コレステロールを原料とする胆汁酸を腸で吸着して、排出する働きがあります。

ムチンには粘膜を保護して丈夫に保つ作用があるので、風邪やインフルエンザなどのウイルスに負けにくくなります。

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ムチンを含む食材と効能

長芋、山芋はムチン、ビタミンA、ベータカロテン、ビタミンB、C、E、カリウム、マグネシウムが含まれており、便秘の解消や免疫力の強化、疲労回復効果やむくみの解消効果、高血圧予防効果もあります。

*やまいもは漢方では山薬という気を養うための生薬です。昔から滋養強壮の薬として用いられてきました。

生で食べると口の周りがかゆくなる体質の人もいますが、加熱するとかゆくなりません。

山芋の焼くだけステーキは、山芋をオリーブオイルで焼き、塩コショウで味付けるだけの簡単料理ですが立派な薬膳です。

里芋はムチン、カリウム、ガラクタンが含まれており、ガラクタンにはガンを予防する働きがあると言われています。

消化促進効果や疲労回復効果、むくみの解消、高血圧予防、潰瘍予防にもなるようです。

・夏野菜のオクラやモロヘイヤ、ツルムラサキにはベータカロテンがたっぷり含まれています。

ベータカロテンは優れた抗酸化作用をもち、動脈硬化を予防する働きがあります。

また、カリウムも豊富に含まれているので血圧を正常に調整する働きも期待できます。

・その他にもキノコの仲間のナメコにはコンドロイチンが含まれており、関節のスムーズな動きを助ける効果があります。

また、ナイアシンは体内でアルコールが分解されるのを助ける役目をします。

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最後に

12月に入り一気に寒くなって鍋が美味しい季節になりましたね。

寒い季節にぴったりの山形県などに伝わる芋煮鍋は、免疫力をアップする食材がたっぷり入った最強の風邪予防食です。

疲労回復効果のある里芋やなめこ、根菜類などを入れた鍋で体を温め、美味しく頂きながら健康も維持していきたいですね。