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犬が病気になってしまった場合、元気がない、ご飯を食べないなどの症状はよく見られます。

犬はちょっと痛いくらいでは我慢をしてしまい、症状を示さないことも多いです。

前足と後ろ足の合計4本の足で歩くため、歩き方の変化にも気づきにくく症状が酷くなってから病気に気づくことも多いです。

犬の関節炎とは?

犬は人間と同様で骨と骨の間に関節があり、体や足をスムーズに動かす役割があります。

その関節は関節包と呼ばれる袋で囲まれていて、衝撃を吸収したり、スムーズに動かすことができるような働きがあります。

しかし、犬が高齢になってくることで新陳代謝が衰え、肥満で関節に負荷がかかるということで関節炎になってしまうことがあります。

その他には、自己免疫性疾患や感染症になってしまうことで、関節の表面が滑らなくなっていき炎症細胞が集まって関節炎となる場合も考えられます。

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関節炎を引き起こしてしまった時の治療の手段とは?

関節炎の治療で一番大切なことは、炎症をできるだけ薬で抑えて痛みをとることが先決となっています。

関節炎の治療は人とは異なり、犬の場合は外用薬が使えなので薬で痛みを和らげることしか出来ません。

人間であれば痛い場所に湿布薬を貼ったり、消炎剤入りの軟膏を塗ったりできるのですが、犬は皮膚に何かが付着していることを非常に嫌う傾向にあり、塗り薬を塗っても舐めてしまう恐れもあります。

もしも薬を犬が舐めてしまったら薬の効果はなくなってしまうのはもちろん、刺激性のある物質が入っている薬の場合はよだれが止まらなくなってしまうこともあります。

なので、犬に消炎剤を使用して治療を行う場合は、注射薬や飲み薬で投与するしか手段はありません。

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骨の変形が原因で関節炎になってしまったら?

犬の場合は骨の変形が原因で、関節炎を引き起こしてしまうことも少なくありません。

この場合、根本的な治療は手術で変形してしまった股関節を人工関節に変更したり、膝蓋骨の脱臼を治すために靭帯の付着部を付け替えたりといった手術で治療を行います。

しかし、関節の部分の手術は非常に難しく、骨の変形がひどくなってしまうこと場合もあります。

関節炎が軽症の場合であれば、内科的な治療で消炎剤や軟骨を保護するサプリメントを投与するのもいいでしょう。

犬の関節炎は、自宅で今の症状以上に炎症が悪化しないように様子を見ていく必要があります。

関節炎の症状を悪化させないためには家での管理が非常に重要となり、室内犬の場合は部屋の床の素材に気をつけてあげるようにすることが大切になります。

滑りやすいフローリングが多い家の場合は、足の関節の炎症部分に負担をかけてしまうことも多くなってしまいます。

このような家では犬が滑ることのないようにマットをひいたり、じゅうたんをひくなどして工夫してあげるといいでしょう。

関節炎になってしまうと散歩に行きたくても痛くて行けないということも多いため、できるだけ犬の気持ちを理解してあげるようにして、家で快適に過ごせるような環境を作って用意してあげることも大切となります。