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乳がんを発症したからといって、全てのケースにおいて転移や再発が起きるということではありません。

がん細胞が小さければ小さいほど手術で取り除いたり、抗がん剤での治療で元気になることもあります。

乳がんのステージ0の場合はかなりの早期発見といえ、非浸潤(ひしんじゅん)がんと呼ぶこともあるのです。

乳がんのステージ0の特徴とは?

乳がんは病院で触診をしてもらったり、エコー検査やマンモグラフィーによる画像診断で検査をしていきます。

しかし、乳がんのステージ0の段階では視診や触診、画像診断ではなかなか確認ができない状態であるといわれています。

リンパ節に転移したり遠隔転移もありませんので、このステージ0で発見されるケースは少ないと考えられます。

一般的には「胸にしこりがある」「しこりがなくならない」「しこりが大きい」などの症状がないと、病院に行って検査を行うことがないからです。

これらの症状が出たばかりの段階ではステージ0ということはなく、少なくともステージ1以上となってしまいます。

ごく稀にではありますが、ステージ0で乳がんを早期発見できるケースもあります。

それは定期的に病院に行って触診をしてもらったり、エコー検査やマンモグラフィーによる画像診断で検査をしている場合です。

ステージ0の状態で発見されたものであれば、乳房を温存して治療を行っていくことも可能となります。

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乳がんのステージ0は根治する可能性がある

乳がんのステージ0というのは、乳腺組織内だけに留まっている初期段階の非浸潤がんです。

初期段階の非浸潤がんの治療の仕方は、手術により乳腺の組織を切除する治療を行っていきます。

初期段階で乳腺の組織を切除するということで、乳がんであっても根治することも可能です。

ケガなどの場合は完治という言葉をよく聞きますが、がん細胞では根治という言葉を使います。

ケガでは主にその外傷部分が治った時点で完治となりますが、がん細胞の場合は5年間でがんが再発してしまうことも考えられます。

乳がんになって治療を行い、がん細胞が一時的に体内から消えたとしても、この5年間を乗り越えなければ根治とはいえません。

この5年の間で、再発してしまう可能性が高いがん細胞に関しては、完治という言葉を使わずに根治という表現をすることで、患者さんを安心させる効果もあります。

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乳がんのステージ0の治療の仕方と生存率

乳がんのステージ0の治療の仕方は、放射線治療法や化学療法などがあります。

放射線を使ってがん細胞を死滅させる方法で、手術で乳腺の組織を切除した後に再発防止で放射線での治療を行っていきます。

また、化学療法ではがん細胞の細胞分裂に働きかける方法で、がん細胞を死滅させていく治療も有効です。

これらの治療を始めていくことで、がん治療を行ってから5年間の生存率は97%程度となります。

きちんとした乳がんの治療を行うことで生存率が高くなり、がん細胞がなくなった段階から転移や再発する可能性がとても少なくなります。

乳がんは発症してしまうことにより愕然となってしまうことが多いですが、ステージが0であれば5年の生存率はかなり高くなります。

ですので早期発見ができるように、乳がん検診には定期的に行くようにした方が良いでしょう。

乳がんの視診や触診では痛いと感じることもありますが、これを行わないと早期発見はできません。

若い女性であっても乳がんを発症してしまう可能性が高いですので、若いから発症しないだろうという考えや、大丈夫という思い込みは捨てた方が良いでしょう。

念のため、近くの大きな病院やマンモグラフィーによる診察をしてくれるところで、乳がんの検査を受けた方が良いと思われます。