9d0071840fdf5e14d2ac4248b0c3cc4c_s
乳がんのステージ3は、最近はテレビでも話題になった病気として聞きなれている人も多いでしょう。

ステージ3になってくると、ステージの中でもさらに細かく分けられます。

その分類された内容を見てみると、乳がんのステージ3の中でも軽度と重度に分かれているのを見ることができます。

ステージ3はこんな状態

乳がんの進行状態により、ステージが医師から家族、または本人に告げられます。

進行状態で判断する大本となるのは、しこりの大きさやリンパ節への転移があるかどうかということになります。

乳がんのステージ3だと診断された場合は、局所進行乳がんと呼ばれていて、進行性が早いがんだといえます。

乳がんの中でもステージ3というのは脇の下に転移が多数見られる場合、または胸にあるしこりの大きさが5cm以上ある場合を表しています。

また、脇の下のリンパ節転移や他の部位にもがんが転移してしまっている状態にあるということです。

そのステージ3の中は細かく分類されていますので、以下で紹介します。

スポンサードリンク

ステージ3が㈽a期、㈽b期、㈽c期に別れている意味とは?

ステージ3の中でも㈽a期や㈽b期、に別れている意味には、様々な特徴によって細かく分けられています。

乳がんのステージ3の㈽a期では、脇の下に転移が見られるしこりの大きさが、2cm以下のことを表しています。

リンパ節に癒着が見られたり、周辺の組織がしっかりと固まってしまった状態のことをいいます。

または脇の下にあるリンパ節への転移が見られず、胸の内側にあるリンパ節と胸骨の内側にあるリンパ節が腫れている状態を表していることもあります。

胸のしこりが5cm以上ある場合や、胸の内側にあるリンパ節、脇の下にあるリンパ節に転移がある状態をステージ3の㈽a期と呼んでいます。

ステージ3の㈽b期では、炎症性乳がんが㈽b期の分類に含まれています。

胸にあるしこりの大きさや脇の下のリンパ節転移があるないに関わらず、しこりが胸の壁際に固着している、または皮膚にしこりが突き出したりする、しこりによっては皮膚が崩壊し浮腫んでいる状態になることもあります。

ステージ3の㈽C期では胸のしこりの大きさに関係は無く、脇の下のリンパ節と胸の内側にあるリンパ節に転移が見られる状態を表しています。

また、鎖骨上下のリンパ節にがん細胞が転移している場合も、ステージ3の㈽C期と呼ぶことがあります。

このように㈽a期や㈽b期、㈽c期で少しずつ転移の場所が異なるだけだと思っていても、生存率も異なってきます。

ステージ3の㈽a期の場合は5年生存率が76%に対して、㈽b期では66%となってしまいます。

スポンサードリンク

ステージ3の場合は、抗がん剤での治療が主流になる

このように脇の下に転移が見られる場合や、胸の内側にあるリンパ節に転移が見られる場合、尚且つ胸にしこりもある段階では、同時に手術をして1回でがん細胞を全部摘出することは不可能です。

再度手術を行う手順にしたとしても、患者さんの体が手術を乗り越えられるだけの体力をつける期間が必要になります。

手術から再度手術を行うまでに、期間が空けば空いてしまう程、体の中にいるがん細胞がどんどん増えていくと考えられます。

これでは、キレイに取り除こうにもがん細胞が増え続けてしまうため、医師が手術を行う段階ではないと考えることが多いのです。

様々なリンパ節に、がん細胞が転移してしまっている状態では手術ができないですので、まずは抗がん剤を使用して広範囲に広がっているがん細胞を小さくしていくような治療をしていきます。

このように乳がんが見つかったからすぐに手術で取り除くということは、ステージに応じて違いもあるようです。

抗がん剤で小さくなる前に手術をしても、広範囲にがん細胞が転移してしまっているため、がん細胞が体内に残ってしまう可能性も高くなります。

医師はリスクを考えるため、ステージ3になると、まずは抗がん剤で治療をしていくことが一般的です。