乳がんは、女性であれば誰でも発症してしまう可能性の高い病気だといわれます。

ですが、早期発見ができるほど助かる可能性が高くなる病気とも考えられています。

ステージ4の乳がんは最終ステージでもあり、かなり危険な状態なのです。

ステージ4の乳がんは末期の状態

乳がんにはステージ0、ステージ1、ステージ2、ステージ3があり、ステージ4は末期であると考えられます。

ステージがいくつもの段階に分かれているということもあり、ステージ4は乳がんの中でも多数の臓器に転移している状態となります。

乳がんというのは胸だけのがんですが、離れた臓器にも転移してしまうことを遠隔転移と呼びます。

血液やリンパ節に乗って、がん細胞が体全体の臓器で増殖している状態です。

骨に転移が見られる場合は、腰椎や胸椎、背骨や骨盤、肋骨や頭蓋骨などにも転移する可能性があります。

臓器では肺や肝臓、脳などに転移してしまうこともあるといわれています。

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ステージ4では様々な症状が見られる

ステージ4にもなると、転移が生じたことにより、その箇所に痛みを感じ始めるようになります。

始めのうちは軽い痛みから始まり、次第に強い痛みへと変化していきます。

腰骨の転移の場合は腰痛の痛みとなることが多く、胸骨の場合は背中、大腿骨は股関節や太ももが痛くなることもあります。

また、骨盤の場合は腰の骨周辺が痛くなったり、腕骨の場合は腕の痛みが出てきます。

がん細胞が骨に転移してしまうと、骨を破壊する破骨細胞の働きが活発になってしまうことで、骨が弱くなります。

体重をかけるだけで骨が折れやすくなったり、体勢を変えただけでも骨折してしまうことすらあります。

さらに破骨細胞の働きが活発になることによって、骨の中のカルシウムが血液に溶け出してしまうになり、血液中のカルシウムの濃度が高くなります。

ですので、のどが渇いたり便秘や食欲がなくなり、疲労感、吐き気、腹痛などの症状が表れるようになるのです。

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ステージ4の治療の仕方とは?

乳がんの中でもステージ4は末期だといわれ、手術による治療を行うケースは少ないのです。

仮に手術を行ったとしても様々な部位に転移しているため、手術のやり様がないというのが実際のところです。

ステージ4の患者さんに対しては、痛みの緩和や痛みを軽減させる治療を行いながら、延命を目的とした治療を行っていきます。

がん細胞が体全体に広がっている場合は、全身治療としてホルモン療法や分子標的療法、抗がん剤を使用することもあります。

患者さんの体力やがんの進行具合、がんの性質は人によって異なるため、治療法も色々な方法を考えます。

ステージ4は末期ということもあり、治療の方法は患者さん本人に委ねられることもあるのです。

仮に、本人や家族が乳がんがステージ4と聞くと愕然となってしまうでしょう。

ですが、最近では医療の進歩や民間療法も充実しているため、様々な選択ができるようになっています。

患者さんの家族や本人が、病気とどう向き合ってくのかを決める必要があると思われます。

乳がんが転移している場合では治療が目的とはならず、痛みを軽減させるモルヒネを投与していくのが一般的といえます。

乳がんだけではなく転移した部分にも痛みが生じてしまうため、患者さんによって痛みのコントロールが優先されることもあります。

その状態を確認しながら、患者さんの体力に応じて化学療法などを使いながら治療を行っていくことも可能です。

最近では、病院での苦痛な生活を軽減させるために、患者さんの自宅でケアを行うという選択肢もできるようになりました。

患者さんの希望を、優先させられるようにしている病院もあるようです。